バツ&テリー(12)明日に向かってバツ&テリー
とうとう高校野球の神奈川県予選を勝ち抜き、夏の甲子園に出場する、バツ&テリー!! ところがそこには、テリーの姿がない。
アンの願いでもあった甲子園、苦戦を続けながらも準決勝まで勝ち進んだ星蘭高校だったが、バツはもうとっくに限界を越えていた。
二人が揃えば、そのパワーが何倍にもなる、バツ&テリーは蘇るのか!? 甲子園に新しい伝説を残し、堂々の完結!!父を殺されたばかりの可愛い女子高生星泉は、組員四人のおんぼろやくざ目高組の組長を襲名するはめになった。
襲名早々、組の事務所に機関銃が打ちこまれ、早くも波乱万丈の幕開け。
さえない中年男、深田栄一が経営する結婚相談所には風変わりな希望の客が多い。
その都度、所長の深田と二十三歳の小柄でキュートな寺沢紘子の二人は天手古舞。
奇想天外な着想と推理。
35歳の大学教授・玲子と、その助手で8歳年下の哲平は恋人同士。
狼男の仕業と言われる殺人事件や吸血鬼、呪いの人形など、様々な不思議な事件に首を突っ込む二人の活躍を描いた連作ホラー小説集。
この巻には大正八年に書かれた小説を中心に、他に若干の評論・随筆類を収めている。
作者はこの年を迎えて、歴史から現代へと動く志向が明瞭になってきた。
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